クリスマス・ディナー

つくば市アンジェブリッサにて
クリスマス・ディナー。
できれば24日のクリスマス・イヴで予約が取れれば
良かったのだけれど、生憎と満席でしたので。



つきだしはキャビアとフルーツトマト。
ジュレが添えてあります。
キャビアの塩加減が良くて
もっと食べたい!と思ってしまいました。

これは魚のムースを舌平目で巻いたもの。
ウニのソースがかけてあります。
このウニ・ソースがとても濃厚で
しっかりウニの味がするのが驚きでした。

フォアグラとトリュフを使ったテリーヌ。
大好物のテリーヌ!の筈が、
ちょっとフォアグラがしつこかったかな。

フカヒレのスープ。
食材としては中華なのですが
コンソメ・ベースで、新鮮な感じ。
結構大きめのフカヒレの姿煮で、
歯応えも味も大満足。

写真では付け合わせの人参がメインぽいですが、
真鯛と帆立の白菜包みです。
付け合わせで付いていた
緑色のパスタも美味しかったです。

メイン・ディッシュ前の箸休めとしての
シャンパンのグラニテ。
繊細な氷の食感とシャンパンの香り。
グラスにほんのちょっぴりの、
もっと食べたいと思わせるくらい分量が
きっと丁度良いのだろうね。

こちらもぱっと見、トリュフに隠れてしまっていますが、
メイン・ディッシュの
イベリコ豚のロース・頬肉・トントロを使った料理です。
ふんだんに使ったトリュフの香りも素晴らしいけれど、
柔らかく煮込まれた頬肉も美味しかったです。

デセールの柿と洋梨と柘榴、そしてフルーツのゼリー。
新鮮な果物はそれだけで美味しいですね。
柘榴は子供の頃食べた以来なのです。
当時は凄く酸っぱかった記憶があるのですが
今回食べたのは他の果物に劣らず甘味があります。
ゼリーも私が好きな堅めのタイプ。
これでコース終了と思いきや…。

デセール第二弾!
手前の飴がけの下には抹茶のアイスクリーム。
奥は、サブレの二段重ね。
下段は生クリームと苺。
上段はヴァニラ・アイスと苺。
アイスが!アイスが〜!
本当にさらりと舌の上で溶けるのです。
これが絶品。
正直もうお腹いっぱいの筈なのに
こうもすんなりとお腹に収まるのに
正直びっくりです。


総括すると、非常に満足です。
クリスマスの時期は、
このクリスマス・ディナー一種類しか
オーダーを受け付けてくれないので
正直、お仕着せの感が否めなかったのですが
食べてみて完全に自分が侮っていたと
思い知らされました。完敗。
最後にシェフが挨拶しにきてくれたのも
嬉しい誤算でした。良いクリスマスを有り難う。