成功体験の乏しさは私の前途に暗い影をいつも落とします。
希望へ到る道を閉ざし、私を絶望のふちに追いやる影を。
ともすれば楽天的で、夢想家な私でも
成功体験の欠落は楽観的な見通しすら立てることを拒むのです。
失敗して立ち竦んで、ポロポロと涙を落として
足元を濡らす自分の姿だけが思い浮かんでは消えていくのです。