雪風

戦闘妖精・雪風<改>」本日読了です。
正直、あれ?ここで終わりなの?と云う感じで、
早くも続刊を読みたくなっています。
OVA第1巻のエンディングについてはid:yaskeさんの仰る通り、
この原作を読んで、ようやく意味を理解できました。
でも奥が深い小説なんで、あと何回か読み返してみようかな。
こんな作品が既に約20年前に出ていたのは驚きです。
今アニメ化されてもその内容、そのテーマが色褪せていないのが凄いです。
むしろぐるっと世の中が一回りしてまたこの地点に戻ってきたような。
あるいは生命と機械と云うのは人間が機械を発明した時点から
永久に離脱できないテーマなのかもしれません。
周囲から非人間的なブーメラン戦隊の一員として扱われながら、
人間臭さを損なわず、むしろ物語りの進展に従って
どんどん人間味を増していく深井中尉が好き。
多田由美さんのコミックも読みたいです。
彼女の描くイラストは独特で不思議な雰囲気があります。
でもコミックが1400円なのはちょっと高いかな。