不思議飴玉

ユキムラの「不思議飴玉*1」を読了。
この漫画家さんの作品を読むのはこれが初めてです。
表紙に惹かれて買ったのですが、眼鏡好きの心をくすぐる作品集となっています。
表題作シリーズがお気に入りです。もっと続きがあると良いのにと思います。
1作目の「社の中」では吉田くんは結構キツメの性格かなとか思いましたが、
2作目の表題作「不思議飴玉」では何となく性格が丸くなっている気がします。
それよりも何よりも、吉田くんが眼鏡じゃなくなってるー!ぎゃー!!
主人公2人はお気に入りキャラですが、この部分だけは許せません。
作者さんが巻末でその理由を説明しておられますが、
「余計な気遣いは無用のこと」と思います。眼鏡道に徹して下さい。
結果的に眼鏡キャラである吉田くんの眼鏡姿は実に貴重なものになっています。
だって、1作目の冒頭と終わり、それに2作目の回想シーンでしか
眼鏡をかけていないのですから。
収録作「そのトキメキには訳がある」の
おまけである「そのツブヤキには訳がある」では
不遇な布団が描かれていますが、
一人でしちゃっている安岡さんが生々しいです。嫌いじゃないですけど。

*1:

不思議飴玉 (ビーボーイコミックス)

不思議飴玉 (ビーボーイコミックス)