パセリ

朝丘みなぎの「パセリ」第2巻*1を読了。
安穏な大学生活から一転、波乱の就活へ。
自分は就活らしい就活はしなかったので
友人の様子とかからその大変さを想像するしかないのですが、
「スペアのスペアのスペアのような」とか、
「ずっと『お前なんかいらない』って言われっぱなし」と云った表現は
自分にも覚えがあって、実に的を射ているなあと。


収録2話目の「セシル」登場の棗ちゃんはデビューしたての宝生舞がモデルとのこと。
う〜ん、作者は多分、自分とは異なる宝生舞の側面を見ているのだなあと。


3話目「マシュマロ」より。
「傍にいなきゃ駄目なんだ」
「物理的に近いってことの意味はとても大きい」
くう。心に滲みる言葉です。
近くにいられる、毎日会えると云うことの重要性は
それが空気のように当たり前な学生では中々認識しづらいものかもしれません。
失って初めて気付くような、そう云ったもの。
(街で偶然会えるって良いよなあ…と思ったり)

*1:

パセリ (2) (ディアプラス・コミックス)

パセリ (2) (ディアプラス・コミックス)