フラワー・オブ・ライフ

よしながふみの「フラワー・オブ・ライフ」第1巻*1を読了しました。
実は単行本発売は知っていたのですが、スルーしていました。
しかし、つい先日、先月号のWingsを立ち読みしてその場ではまり、
即座に単行本を購入した次第です。
よしながふみの掘り下げる登場人物の心理に共感します。
共感するポイントはギャグの部分もシリアスな部分もあります。
その対比が又魅力だったりします。
時に、あざといくらいの人物描写がありますが、それがリアリティを醸し出してます。
三国くんは慣れるまでタメ口がきけないと言っていましたが、自分もそんな部分があります。
感じている距離感がちょっと不自然な敬語としてあらわれてしまうのだと思います。
「三国があと20kg痩せてたら」と云う真島くんの台詞には思わず納得してしまいました。
そうだったらあのカップルも萌えだったんです。
花園倫理委員会はウケました。
「近親相姦はダメ」「触手もダメ」「レズはあり」にはじまり、
「ホモもいい?」に対しては「ホモによる」
「40代のナイスミドルと12歳の少年はダメ」で
「10歳と10歳の男の子は子供同士ならアリ」だそうで…。
正直、自分は触手はちょっと…と思ったり。

*1:フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)