色んなことが自分の思い通りに行かない。
様々な人が生きている世界でそれは当たり前の事ですけど、
それで諦めて、そのまま忘れてしまえるのなら
これほど悩んだりせずに済むのですが。
客観的に見れば可能性はゼロに等しいのに
無理やり理由をこじつけて安寧な未来を夢見てしまうのです。
現実認識力に乏しいと云えば確かにそのとおりで、
足下を良く見つめなければ落し穴にいずれ落ちると云うか、
すでに酷い蟻地獄にはまってしまっているのです。
それを再認識するのが嫌で、目をそらす為に
最近良く外出して人と会っています。
以前からは考えられないほどに。
以前は家で一人でいるのが気楽で良かったはずなのに、
今では何もしていないと
この酷い状況に息苦しくなってしまいます。
そしてその息苦しさを紛らわせる為に
つまらぬ愚行に走ってしまうのです。
その時にはもう愚行であってもそれしか眼中になく、
偏執的になってしまっているようです。