生存理由

自分は何故生き続けるのだろうと自問してみた。
自分は誰からも必要とされていないのに、
生きている必然性があるのか、その疑問が頭にこびり付いて離れない。
確かに、日々の中に何かしらの喜びを見つけることも出来るし、
欲しい物を買ったり、欲しい物を買う為のお金を手にすることで
充足感を得ることは出来るのだけれど
そんな自分が余りにも卑小過ぎて
ただそれだけでも自分の生存理由を疑うきっかけとなってしまう。
きっとこの疑問に答えを出すことなく
漫然と生きていくことは可能だろう。
ほんの少し、問題から目を逸らして生きてゆけば良いのだから。
だが僅かずつでもこの疑問に取り組んで行こうと思う。
その結論が自己否定になるのだとしても。
そしてそうなる公算が大なのだけれども。